くもり 一時雨
朝7時前に降った時は、これはいけない。と思ったけど直ぐに止んでくれ、日中も少し降ったけど何とかもってくれたので天気の神様に感謝。人出もある程度あり、初めての人が多いのかなという印象。
15時頃から片づけを始めたが、いつもよりハイピッチ。夜降りそうなので、このまま降らなければ今日テントをたたんでしまうということで、手伝ってもらうのに遅くなっては申し訳ないから必死。汗かきかき喉からから。殆どの品物がコンテナに入ってしまった頃に広場に入って来る人が例年より多いと感じた。いつになく早い時間(18時過ぎ)にはテントをたたみ、車で3往復してコンテナや棚を窯場に運ぶ。19時頃かな少し降ったので濡れたのを乾かすためキチンと納まるところに納めず、バラバラにあちこちに分散して置く。最後の4往復目、テントの支柱と大きな丸テーブル、脚立を積みコンビニに寄り帰宅、荷下ろしを終えたのが21時過ぎ。
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7日朝、このページを開いて何を記すか考えぼーっとしていると1階で電話の鳴る音がしたような……聞こえないんだよね。15年以上使っているから子機がダメで2階に居ると電話は殆ど出られず申し訳ない。1人目、窯出しが遅くなった当方がお詫びしなければいけないのに、不幸があったりして来れなくて申し訳ない。頼んでいたものは送ってください…という電話。2人目、いつも来てくれるお客さんの友だち。購入した茶香炉を床の間に置いてみたら薄暗さの中で灯りがキレイ。来客が多いので皆に褒められ嬉しくて電話してくれたそうで、昨日も着信あり。留守電に入れるのは何だか……と。気持ちのよいステキな方たちに来てもらえる幸せ。ありがとうございます。
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おかげさまで、静かな印象だった2019年春の陶器市も無事に終えることができました。
ぼーっとしていて、失礼も多かったかもしれません。性格もあり、改める限度もあり、一日の終わりに「申し訳なかったなぁ」と反省することしきり。どうぞお許しください。
元気で益子に来られた方、元気じゃないけど元気を出すために益子に来てみた方、気候変動が激しく体調がついていけないこともありますが、どうぞお健やかに日々を過ごされ、お元気でまたお出かけください。さまざまな事情で来られなかった方、その事情がおさまりましたらいらしてください。
秋に元気でお会いしましょう! ありがとうございました! (7日10時45分)
晴れ
朝から青空。城内坂を上る車も少なくスイスイ。今日も、のどかな陶器市日和になる……と思いながら広場に向かう。城内坂の上り口のテントで売っている「くるみがたっぷり入ったパン」と「夏みかんだったか…オレンジではなかったような…が入ったパン」を購入。何日か前にも買ったのに商品名を覚えていない。ここに記すつもりなら記憶するなりメモするなりするんだろうけど……食べる前に写真を撮るとか…何も考えていないんだなぁと思う。「メロンパンいかがですかぁ~」という呼び声に誘われて購入したのが最初。
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1日に来てくれて、再び今日も来てくれた女性。腰に彫り模様、色化粧泥と白化粧泥を吹付けてある大きめの「ぐい吞み」を選び「これで最後?」「最後。セットの片口が残った」「片口は1個か2個あればいいから……また作る?」「昨春に出すためにその前年の秋に作ったもので暫く作っていないけど、気に入っているので作ります。泥もうまい具合にかかり、これはよくできた」「そういうのは出るよね」と彼女。長く益子と笠間に通っているのでよく分かっている。自分の両親と旦那様の両親の家に行ったりで忙しい連休中に時間を見つけてきてくれるありがたさ。
今日まで9日間、静かながら手元を離れた「しおり」の枚数は昨年の9日間より1枚少ないだけで、ほぼ同じ。今年は「静か」という印象だけど、時間のやりくりをして来てくれた方はいつもと変わらず。感謝。
晴れ
8時40分テント着。今日も途中の駐車場は空きが十分で静かな予感。
昨夜運んでおいた「黒ロウバイ」をブルーベリーとアザミが入ってる花活けに10本位入れる。「黒ロウバイ」と相性のいい「カスミソウ」は花屋さんが閉まっていて手に入らず。陶器市もあと数日なので「ブルーベリー」の花も白いから、こちらもいい感じになるかもと思い飾ってみた。悪くない。
初めて見るお客さんはやはり珍しがって「何という花?」と聞く。私も今の住まいに越してきた時に初めて見て「気持ちの悪い花…」と思った。でも、いつの間にか愛着がわき、カスミソウと一緒に飾ってみてから「好きな花」に変わり、不思議な感覚。
お客さんも「こんなに静かな陶器市は初めて」と話していたが4日にしてはゆっくり見られる珍しい日になった。暑さは、やっと晴れた日の陶器市らしい感じに戻った。朝早いお客さんは朝の肌寒さと日中の暑さに対応できる服装がいいみたい。(5日8時)
晴れ
寝坊してしまい、テントに新聞紙や水撒き用のジョウロなどの荷下ろしをしてから駐車場に行き歩いて広場まで……というコースは無理なので、新聞紙の束をバックに入れて駐車場から歩いたら重い!大汗。テント到着は9時6分。途中の駐車場も空いていてスタートはゆっくりなのか一日静かなのか……どっちなのかなぁ。結局、初夏の暑さでのんびりした静かな一日。持ってきた新聞紙を一枚ずつ剥がして広げる作業も夕方には終わった。ジェラート屋さんが繁盛しただろう暑い一日だった。明日も晴れそうなのでお客さんは日よけ対策は必要。
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4歳の女の子とママとおばあちゃんという3世代のお客さん。女の子も「迷っちゃう~」と言いながら自分で選んでいる。「ブルーが好き」という可愛い声が聞こえて顔を上げて見ると、もう一度やって来てママがいくつか手に持っている。ママに「買い過ぎよ…」と注意している声が可愛らしい。ママも素直に「そうかな…」と一つ元に戻す姿がほほえましい。のどかな一日だった。
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ビックリシリーズの黒もボチボチ……大きすぎたかなと思ったご飯茶わんも、ちらほらと手に取ってもらえ、何故がよく動き3個だけになり、わからないなぁという感じ。
晴れ 時々曇り
朝から青空。日中風が出て黒い雲が見えてきた時は降るのかなと思ったが、終日傘も上着もいらない陶器市日和。トイレに行列ができないくらいの人出だったので、底を擦って値段を付けて並べる作業もほぼ終了。手元を離れたしおりの枚数は多かったけど静かだった印象。ビックリシリーズの黒のご飯茶わんを気に入ってくれる人がちらほら。(眠ってしまって3日8時半)
曇り 時々晴れ 夕方から雨
朝のうち降っていた雨も上がり、毎年見えているお客さんも驚くほど静かな日。
年齢を重ねてから陶芸の学校に行き勉強を始めて卒業後の方向に悩んでいた女性。南育想窯を訪ねて見えてから何年経ったのか…今回も遠くからのバスツアーで来てくれた。昨年は混んでキャンセル待ちだったから、早めに予約した今年はキャンセル待ちは無く拍子抜けしたそう。長い休暇がとれて海外旅行にシフト組も多いのかもしれない。
もう一人、年齢を重ねてから美大で勉強を始めた男性。課題のレポートを書くのに南育想窯を訪ねてくれたのは1年前。小学生と中学生くらいの男の子2人が一緒だったので「甥御さん?」と聞くと「息子です」自由人という印象で、てっきり独身だと思っていたからビックリした。仕事、勉強、学費稼ぎのバイト…時間がいくらあっても足りないようで、ずいぶんと痩せていた。駅の構内で倒れて救急車で運ばれたと話していた。
二人とも、好きなことをするために相当な無理をしている。体があってのこと。私もだけど限界まで行ってはダメで「直前でとどまらないと」といつも思う。
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夕方5時前頃だろうか「もういいかな?」と待っていたように降り出す。お客さんも引いたのでテントを閉め、「底擦り」の続きをして雨があがるのを待つことに。止むどころか激しくなり「どうしたものか…」と思っていると、隣の小泉さんが「迎えの車がきたので駐車場まで乗って行きますか?」と声をかけてくれて助かった。
雨
傘を手放せない一日だったにもかかわらず、ポツリポツリとお客さま。
2日目に4年ぶりに見えたお客さんが今日も来てくれて、暇なので少し話ができる。春秋とも来てくれていたので、見えない理由を色々想像していたが若いのでまさか病で来れないとは思いもしなかった。私と同年配位の方だと本人か親の具合が悪いのだろうか…と真っ先に思うのだけど。1年意識なく、3年リハビリ…よく頑張って職場復帰したと目頭が熱くなる。
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一日雨降りの予想で、お客さんもツアーの予約をしてあった方やこの日しか来れない方で多くはないだろうから昨夜窯出ししたものの底擦りをして過ごそうとコンテナ3個を運んでおいた。接客しながら底擦りしたものを出して…すぐ夕方になり、テントを閉める頃までにコンテナ1個しか終わっていず、暗くて見えなくなるまで「底擦り」。周り数メートルで流行っている、ぬかるみに砂利を入れるため、私もホームセンターで80㎏購入してスマホの灯りでテント内の水たまりに敷く。そんなことをして帰宅すると20時。花瓶の内側にシリコンを回さなくても大丈夫じゃないかと1本に水を入れて置いてみたがしみる…ほかのものに回して乾かしている間に、窯出しした残りを見てコンテナに入れてテントに運ぶ。見ている時間が長く、帰宅すると21時半頃。しおりを印刷していると、何で?文字が汚れる……毎日何かしらあるねぇ。(1日8時)
晴れ
出発が遅くなりテントにコンテナを降ろしたのが8時40分頃だろうか、駐車場に車を置いて戻ると9時過ぎの開店となり、何人にも手伝ってもらってテントを開けているといつも来てくれる2人のお客さん。「閉まってたから……」申し訳ないスタート。(30日7時)
晴れ
出がけに「黒ロウバイ」の木をよく見ると小さい花が昨年より沢山ついている。小さいのは栄養不足だろう。もう少し経ったらテントに飾ろう(花屋さんでカスミ草を買ってから)…今年は無理かなぁと諦めていたから何だか嬉しくなってしまう。幸福感に包まれて出発。歩きながら眺める朝の渋滞も昨日のようではなく、落ち着いた日になるのかなと思いながら駐車場から広場まで歩くスピードものんびり。
昨日の寒さとは打って変わり青空がキレイな気持ちのよい日で、日中は汗ばむ陽気に。品出しと接客で何だかしらないけど16時過ぎまでお茶を飲むのも忘れ(お湯を沸かしては止めの繰り返しでお茶が入る前にお湯がどんどん減り)頭が痛いぞ……熱中症か…水分不足だと気づきお茶を入れて朝セブンで買ってきたサンドイッチを食べる。お客さんからの差入れのお菓子をいただき、お茶も何杯も飲み一息ついた。頭痛は夜にはなおったので、風邪等の病気ではなかったようで安堵。夜、ブルーベリーの木を切ってテントに飾ってきたが持っていくコンテナを積み忘れる。とにかく気力散漫・集中力不足。PCの前でコックリコックリで「しおり」の修正&印刷に2時間。いいことが沢山あり、いろいろ思い出していて、いつの間にかコタツで眠り朝になって……一日の出来事を記載する時間なく。(29日8時)
曇り 時々雨 寒い一日
朝6時前、窯焚きを止められるかと思いきや、最後の10℃位がなかなか上がらず(30分で2~30
℃も上がってしまうこともあるからダンパーを引くのも1~2mmずつ様子見で)結局8時に止め、すぐ出発。遅くなったので道が混んでいないか心配だったが城内坂もすんなり行けて、テントに荷下ろしし、車を置きに駐車場に向かうと反対車線が渋滞ですごい列。駐車場から城内広場まで歩いていると、途中の駐車場は全て満車。
9時頃テントを開け、品出ししていると初日に見える方が2、3人出すのを待っている。
写真の鉢は、いい感じに焼き上がった。底切れでサービス品になることを承知で焼いたもの。今回は菊練りが大変なので粘土を柔らかめでやったせいか底切れが多く出た。組合にゼーゲルを買いに行った時、粘土の粒子が細かいので水を多く使ってロクロひきすると底切れになるので注意してくださいという貼紙があった。
底切れにならなかったのより、なったほうが釉薬のかかり方がいい感じで、本当に残念。3人とも気に入ってくれた。(ここまで28日朝6時 続きは夜にでも)
日中の寒さは3月くらいか結構きつく、雨も止んだと思ったらそれもつかの間、また降り出すという感じ。傘を持ってないお客さんもいて、例年の初日とは違う静かなスタートだった。
例年どおり、いつもの場所『城内広場』に出店
城内坂を登り切った、バス停「陶芸メッセ入り口」そばの「公衆トイレ」(横に観光案内所あり)と「大誠窯」にはさまれた『城内広場』。通りに看板が出ています。
広場を道路から見て左奥の『南育想窯』テント。
4月27日(土)~5月6日(月)
9時頃~17時頃まで。だいたいの時間です。
お客さまが見えるうちは開いています。
26日現在、窯を焚いているので準備ができていません。申し訳ないですが、私のテントは27日は準備中になりそうです。