2022年秋の陶器市-最終日

おかげさまで今回も無事に終えることができました。

お客さま、広場のみんな、関係者の方々「ありがとうございました」

来春もお会いできるように、お元気でいてください。

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晴れ

平日の月曜。出展者専用駐車場も空いている。昨日までで出店を終了した人もいるのかな。

ゆっくり歩いて9時10分前位にテントに到着。隣の清水さんも到着したばかり。今日は出展者もゆっくりなのか、途中のテントも開いていないところがちらほら。城内坂入り口周辺の駐車場で満車表示があり、少し意外だった。

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バケツに水を汲みに行くと、トイレ寄りの巾広通路で5人位輪になって話をしている。朝会議だそうで「よかったら参加して」と声掛けがあり、水を汲んだ帰りに議題は何かな?と参加してみると、洗濯と掃除について。毎日する? 洗濯にお風呂の残り湯は使わない方がいいらしい‥‥etc.

有意義な楽しい会議だった。

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昼頃から通りも少し人が多くなった。

「初日に来たかったけど、仕事で来れなくて最終日になってしまった」春と秋の2回できるだけ来ていると話していた方、よく来てくれました。昨日「何故誰も連れて帰らない?価格と釣り合わない良さなのに」と書いたけど、その2種のお皿を「ください」と言われた時は、とても不思議な感じがした。「ご縁だから‥いいと感じる人が見ていないだけ‥もっと大らかにね」どこかから聞こえてきた。

期間の短い秋は仕事がシフト制の方等、スケジュール調整で来れないことが春よりも多いだろうなあと思う。せっかく来てくれたのだから「来てよかった」と思ってもらえるようにしたい‥‥実践できているか疑問。

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昨日見えた姉妹のお姉さんは1時間かけて、結びの花留めを求めて再訪。ビオラを活けて参考展示していた器が欲しいと今日も。試作なので来春にとお伝えしたのに、どうしても欲しいらしく粘る。粘りに負けてお譲りして「どうだったかなぁ」と後で困ったことが何度もあるので、ごめんなさいと勘弁してもらう。

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最終日、片付けが始まっている頃に毎回何組かはみえる。殆ど「初めてきました」とおっしゃる。

気の毒に思うけど、陶器市の洗礼ということで止むを得ないことなのだろうか。

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17時には広場の10張りのテントを全てたたみ終わった。春は17時20分に終わったとあるから早くなってる。片付けの開始が少し早かったからだと思う。

雨に濡れることもなく、朝露だけだったので昼間の陽射しで乾いている。明日乾かす必要がないのは助かる。早い人は、それと同時に荷物も撤収。私は3往復して窯場に全ての荷下ろしを終えたのが20時。棚に使ったコンパネは土埃だらけ。拭き掃除は、乾燥した日にボチボチやろう。

玄関の展示スペースに器を戻すのは、床掃除や棚掃除が終わってから、それこそボチボチ。

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同じ文章を読んでも感じ方は様々なので、これは書いていいのかな? この表現は誤解を招く? いろいろ考えて書いては消し、書いては消し‥‥このストレスが私を想陶記から遠ざけている。

今後、どうしたものか考え中。 8日 10時

 

 

 

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コメント: 6
  • #1

    いそだ (火曜日, 08 11月 2022 10:24)

    昨日、そちらでベージュの茶香炉を購入させて頂いた者です。
    益子市は子供の頃に来て以来、久しぶりの来場でとても楽しかったです。大人になって陶器に興味を持つようになるとは思わず、これは新しい趣味になるなと思いました。
    どれも素敵な作品ばかりで目移りしてしまいましたが、一周ぐるりと見て岩渕さんの茶香炉が忘れられず戻らせて頂いた次第でした。ろうそくをサービスしてくださったおかげで、夜家に帰ってお風呂に入った後のお茶の時間に早速焚いてみました。香ばしい香りがとってもリラックスできるもので、陶器と茶香炉の素晴らしさを教えて頂いたな…と感じました。
    来年の春も、またお会い出来ることを楽しみにしております。

  • #2

    南育想窯 岩渕泰子 (火曜日, 08 11月 2022 13:27)

    とても嬉しいコメントをありがとうございます。
    子供の頃に連れてきてもらったことがあったのですね。
    子供さんたちを見ると、大人になって自分の意思で「行ってみようかな」と思ってくれるといいなぁといつも思っていました。だから嬉しさもひとしおです。
    茶香炉の香りは心を穏やかにくつろがせてくれますよね。室内の照明を消して焚くと、灯り窓からの灯が幻想的ですので、よかったら試してみてください。
    お店に置かせてもらっていた時、担当の方に「上皿を使わず、灯りだけでも素敵じゃない?」と言われたことがありました。置く場所に注意しないと‥ですけどね。
    ロウソクはいつものカメヤマのを沢山仕入れることができたので、お付けしました。
    春は初めての所で購入したら、ススで真っ黒になったのでお付けしませんでした。
    いろいろあるので、少し購入して試してから、沢山購入するのがいいかもしれませんね。
    また春にお会いできることを楽しみに作陶に励みます。
    寒い冬がやって来ますので、健康に注意して、お元気でいてください。
    ありがとうございました。

  • #3

    シライシ (木曜日, 10 11月 2022 23:44)

    陶器市お疲れ様でした
    初日にお邪魔しました男性です。5年くらい前に購入しました湯呑み茶碗 色手触り大きさ質感が気に入っていましたが縁が欠けてしまったので同じ湯呑み茶碗が欲しくてお邪魔しました 展示品はどれも温かみのある素敵な作品で癒やされましたが残念ながら今回同じ湯呑み茶碗は購入できませんでした 少しお話しもさせて頂きましたまた春に伺いますね 今日も縁が欠けた湯呑み茶碗でお茶を飲んでます。

  • #4

    南育想窯 岩渕泰子 (金曜日, 11 11月 2022 23:48)

    シライシさま、ありがとうございます。
    お話を伺って、デザインとサイズをメモしましたので来春はお手にできると思います。
    ただ、今お使いのものとは似て非なるものとなる可能性は大きいです。
    色化粧泥を吹付けて、1と1/2ビックリをいっちん描きしたものですが、問題は色化粧泥を吹付ける濃さと焼成前に施す釉薬の状態。釉薬の濃度は一定に保っていますが、スプレーガンでの施釉は浸し掛けのような安定感は得られにくく、都度異なった仕上がりになってしまいます。
    二重、三重、時には四重に吹付けるのですが、私の指加減でこんなに違うのか?という仕上がりになります。もちろん焼成時の窯の状態も大きく影響します。
    なので、来春「ちがう‥」と感じるかもしれません。今お使いのものが、その時点でもお気に入りでまだ使いたいというお気持ちでしたら、欠けた縁に釉薬を塗って危なくないように焼き直しますので、よろしければお持ちください。焼き直すことで、雰囲気が変わってしまうこともありますし、秋まで半年お預かりすることにもなります。この二点はご了承いただかないとできないことですが、そんなこともできるということで。
    ご飯茶わんと湯飲みは欠けたのを使っていると出世できないとお客さんから教わりました。
    出世云々はともかく、毎日使うものなので風水的にも問題かもしれません。
    その辺も考慮されて、お住まいの近くで気に入ったものを早めに見つけられたほうがいいかもしれませんね。気にしないもん‥というお客さまもいらっしゃいますが、ご参考までに。
    コメント、ありがとうございます。お伝え漏れを補うことができて良かったです。
    いずれにしても、来春お会いできることを楽しみにしております。
    それまで、コロナ&インフルエンザにご用心されて、健やかにお過ごしください。

  • #5

    シライシ (土曜日, 12 11月 2022 21:58)

    お返事承知いたしました
    ご無理させてしまったかと申し訳なく思います
    欠けた茶碗にはそんなお話しがあったんですね知らなかったです。
    岩渕さんも寒さ対策をして健康に気をつけてお過ごし下さい お気遣いありがとうございました。

  • #6

    南育想窯 岩渕泰子 (日曜日, 13 11月 2022 08:34)

    シライシさま、無理ではないので気にせず、来春もスケジュール調整できましたら、いらしてくださいね。
    作ってみたものは、シライシさまの来店を待って、お取り置きするということもなく、ごく普通に展示されて気に入った方が求められていくことでしょう。注文制作でない限り、私のところはそんなものなので、どうぞ気楽に。律儀にお返事ありがとうございます。よいお年をお迎えください。