曇り 時々晴れ 夕方から雨
朝のうち降っていた雨も上がり、毎年見えているお客さんも驚くほど静かな日。
年齢を重ねてから陶芸の学校に行き勉強を始めて卒業後の方向に悩んでいた女性。南育想窯を訪ねて見えてから何年経ったのか…今回も遠くからのバスツアーで来てくれた。昨年は混んでキャンセル待ちだったから、早めに予約した今年はキャンセル待ちは無く拍子抜けしたそう。長い休暇がとれて海外旅行にシフト組も多いのかもしれない。
もう一人、年齢を重ねてから美大で勉強を始めた男性。課題のレポートを書くのに南育想窯を訪ねてくれたのは1年前。小学生と中学生くらいの男の子2人が一緒だったので「甥御さん?」と聞くと「息子です」自由人という印象で、てっきり独身だと思っていたからビックリした。仕事、勉強、学費稼ぎのバイト…時間がいくらあっても足りないようで、ずいぶんと痩せていた。駅の構内で倒れて救急車で運ばれたと話していた。
二人とも、好きなことをするために相当な無理をしている。体があってのこと。私もだけど限界まで行ってはダメで「直前でとどまらないと」といつも思う。
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夕方5時前頃だろうか「もういいかな?」と待っていたように降り出す。お客さんも引いたのでテントを閉め、「底擦り」の続きをして雨があがるのを待つことに。止むどころか激しくなり「どうしたものか…」と思っていると、隣の小泉さんが「迎えの車がきたので駐車場まで乗って行きますか?」と声をかけてくれて助かった。
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