朝8時半の細工場1℃。
ストーブを点けてもなかなか暖かくならない。
黒泥の泥漿を作る準備。
削り節のように薄くスライスして乾燥させる。
たったこれだけ作るのに4時間半。ナイフで削っていたが握る手が固まって痛いのでカンナに変更。この方が楽。
冬季間は休業
・細工場に陽があたるので乾いて作業しにくい
・寒さのせいか粘土再生土練機の水と油が分離しない
・窯の台車が重くて動かない。寒さでグリースが固まるためか?夏場は軽かった
・手荒れで轆轤がひけなくなる。ひどくなるとタタラでもキズのように筋がつく
そんなことで、2月いっぱい休業の予定。泥の準備などできることはやっておくが。
穏やかな陽射しが気持ちのよい元日。
恒例の賀状書きをして過ごす。
今年は各々へのメッセージも印刷し、宛名のみ手書き。
一枚印刷しては宛名を書きを繰り返し、翌日4時過ぎに1/3ほど終了して7時半過ぎ局前のポストへ。丁度、集配担当者が袋を持って回収に来たところでグッドタイミング。
水盤に使った器はワインクーラーを作った時に小さめのを2つ一緒に作ったうちの1つ。冷酒とグラスを載せたら…と思って作ってみた。1つは春の陶器市の「ザ・ミステイク展」に。貼り合わせ部分がもうちょっとだった。陶器市で「撥水処理済み?」と聞かれたりした。花器として使いたいと思ったのだろう。食器の予定だったので「何も施していない」と伝えると頷いて立ち去る…そんな感じだった。今回、そのまま花器として使ってみたが水漏れはない。