釉掛け・窯詰め

花留めとでんでん虫、スプーンに釉掛け。小さくて数があるので(と言っても100個もない)終わらない…昼前に全部と思っていたがなんの…最後にでんでん虫に白目を入れて一段落。1個だけ粘土の配合が他のと違い、口も彫らず色を入れてみようと思って別にしていたのに、ぶつかって落ちた。だいたいアクシデントに見舞われるのは「1個だけ」のもの。ガッカリ。

カップ等運ぶ前に見直して釉が薄そうなところにシュッと一吹きしてから窯場に運び、さぁ窯詰めをしましょうとなったのが17時。籾殻を敷いて焼くものが多すぎ。窯場に運んだ手板を眺めて「何時間かかる?お茶でも飲んでからにするか……」お茶を飲みながら最下段は足りないな…次の段は…とすっかり窯詰めモードに。

事前にキッチリ何段目に何を、棚板一枚にこれとこれを並べて…と時間をかけて考えて段取りよく積むのと、窯場でものを見ながら考え考え積むのは、合計すると時間的にはあまり変わらない。試しに段取りをしっかりつけてやってみたりもするが、一窯に入るのは手板24、5枚(カップは1段に3枚)だから見当を付けてアバウトでする方が合ってる感じ。

何時頃だったか「やけに寒いな」と窯場の温度計を見たら4℃。日中が暖かかったから冷えたようで細工場からストーブを運んで指先を温めながらの作業。運ぶ前に見直してるから「あ、薄そう」と細工場に戻って吹き足したのが数個で、24時頃には終わりたかった…新聞配達のバイクが通っても終わらず。でも、明るくなる前に点火。やれやれ。小さいのが手板2枚入らず。予想はついた。

21日記録