2015年7月


納品

昨日、納品に行ったら木曜定休だった。間の抜けたことで…窯場は暑すぎるのでほかのものは様子をみてチェックすることに。作陶の気力不充分で買い物等日常の用事をして30日はおしまい。


31日朝、ブルーベリージャムをレンジでチンして作ってみた。ブルーベリーはシミになりやすいので、浸水せず洗ってすぐに試して汚れが落ちなければ納品は延期(?中止)にしようと。洗剤を付けなくてもお湯でキレイに落ちたので少しホッ! 試用した現物と写真も持って行き見てもらい納品。


土練機を回して粘土の準備。しかし、久しぶりの稼働で本調子でなく、もう一度練り直しを明日。

タタラを準備。これも皿6枚分のみ。 猛烈な暑さが続いているので日中は懸案だった玄関前(細工場隣り)の床を抜く作業をしようかと。明日から始める予定。

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窯出し後の確認作業

窓・窓・窓のマグカップは注文分を選び、ドット・シリーズのカフェオレボウルは納品するかどうか散々迷い少しだけ持って行き見てもらうことに。注文を受けた時に「難しいのでB品ばかりでき最近は作っていない」と話し「できたらでいいから」ということだった。


最初に高台無しで作った時は内側に吹き付ける白化粧泥の量が多かったが、高台付きで作った時は白くなりすぎないように薄い泥を1回吹き付けただけ。1回では、ピンホール予防の効果は無かった。昔ながらに使用前に浸水してもらえばいいことだけど。時間はかかるがスプレーガンによる施釉にした方が良かった。手間を惜しんではいけないということか…卸だから…こんなに時間をかけて何をやっているんだと思ってしまったのが間違いかもしれない。

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窯出し

午前中は40℃で、まだ熱い。

午後から窯出し。外側の釉が薄すぎないか気がかりだったが、もっと薄い方がいいのもあり、全体的にいい感じだと思う。

貝の足カップは濃すぎたかも…逆にソーサーは薄すぎたかも…と心配していたが、まずまず。


しかし、持ち手部分の白泥が落ち着かないのが多く注文分は取れず。無理な数合わせで不本意なものを納品したくないという私の考えを理解してくれる担当者なのが救い。原因は素地の乾燥だと思う。白泥を5,6重に吹き付けているので数が多いと1周する間に乾いてしまうから、陽が沈んだ後で始めたのだった。それでも素地が乾き気味かなぁと気になり、泥を吹き付ける前に霧吹きで湿らせたが途中では吹き足さなかった。泥を吹き付けた後で水を吹くのは流れるので要注意。なるべく避けたいと思う。最初にもっと湿らせておくべきだった。持ち手部分への泥の吹き付けは安定しない傾向が強いのに、これはおおむねうまく行っていたんだけどなぁ。ほかは、チェックがまだなので何とも。

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仕事らしいことはせず

舞った釉薬にまみれた細工場のカーテンを洗い、窯場の床掃除をしたくらい。

このところ非常に暑い日が続いている。外に出ただけで滝のような汗。

明日は窯出しの予定。曇りがちの予報なので窯場の暑さは耐えられるだろう。

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95回酸化焼成

8時点火。

暑い一日で、釉掛け後の細工場の掃除や手板を洗って干す作業もゆるゆると。

天気が良いので非常に助かる。前回は昼過ぎの点火で洗った手板は窯場の棚に挿して窯焚きの熱で乾かした。朝の点火の方が掃除もしやすく、洗ったものは天日干しできるし、何かと都合がよい。

土曜日で大型車の通行量も少なく降りものの心配が減るのでいいだろうとの推測ははずれ、景気が回復しているのかダンプカーが働いている。

今回はダンパーを前回より少し閉めぎみにした。上下の温度差が還元焼成のように逆転。下の方がやや高い。

前回より10分長い焼成で翌朝7時20分に消火。

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窯詰め

最下段をどうするか…前回は上下の差が殆どなく下段に入れるものを吟味する必要はないくらいだったが、今回も同じように焚けるとは限らないので、もう一度様子見。焼き直し等を入れた。

積んでいると、釉が薄すぎるのが見つかり、細工場に戻って釉を吹き足してから積み、また見つけ…その繰り返しで、行ったり来たり。


全体的に内側は濃く、外側は薄めの施釉。狙い通りに焼き上がるか…いつも楽しみより不安の方が大きい。


マグカップ7個入らず。


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釉掛け7日目

雨模様?かと思ったら曇りのよう…と思ったら青空が少し見えて来た。

釉掛けできなくもない天気になり、午後から細かいものをスプレーガンで施釉。小さくても1個は1個。時間が割とかかる。

流星の箸置きに★を描くのは夜になった。

作業台の上を綺麗にしてからの方がいいだろうと釉掛けでとっ散らかったものを片付けたりして……片付けは後でも良かった。


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釉掛け6日目

窓と水玉のマグカップの外側にスプレーガンによる施釉。夕方までかかった。

夜、貝の足カップのソーサー。明日は雨模様の予報が出ていたので、全部終わらせたかったがここまで。細かいのが残った。

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釉掛け5日目

ドット・シリーズの高台付ボウルと貝の足カップ。外側にスプレーガンによる施釉。

天気が良く助かる。もう少し湿度が低いといいのだが晴れてるだけでもありがたい。


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釉掛け4日目

用事があり、あまりできなかった。

午前中に郵便局に出かけ、休日であることが判っていたはずなのに…丁度ポストの郵便物を回収していた職員さんに見られ、本局の休日受付を親切に教えてくれた。知っていたが気持ちのいいものだと思った。


スプレーガンによる施釉。暗くなり虫が入るので窓を閉めたら暑くてたまらず4板のみ。


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釉掛け3日目

昨日の続き。ドットを埋めてある溝に釉。

貝の足カップの外側に下地釉。マグカップの取っ手部分とドットのカフェオレボウル&汁椀の高台を薄い釉に浸し掛け。花留めを浸し掛け&底拭き。地味な仕事。暑い一日だった。明日からスプレーガンによる施釉。梅雨明けしたようだけど、予報では明日は曇り。湿度が高くなければいい。


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ブラックベリー

ブラックベリーの木をいただいて植えてあり、今年は実が生らないと思っていたが、少し実ってまだ赤い小さい実。木を持ってきてくれた方が「食べてみたら美味しくないから育てても仕様がないかも。食べてみて。」と2枝切ってくれた。せっかくなので飾ってみた。山の苺という感じで甘くはないが、見た目からアントシアニンが豊富なのではないかと。食べるならジャムにするかジュースにするか…育てても仕様がなくはなさそう。


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釉掛け2日目

昨日かけたカップの内側の釉がはみ出た部分を擦り落とす作業。同時に貝の足カップの渦巻きの足部分に釉を注して、ボウルのドットが埋まっている溝に釉を埋める(写真)。全部終わらなかった。


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釉掛け

カップの内側に釉掛け。スプレーガンなら2~3日かかるところ、柄杓掛けは1日で終わる。ただ、フチの外側にはみ出た部分を擦り落とす作業がある。窓々マグの内側にピンホールが目立ち(20日に白泥を柄杓掛けした際の乾燥スピードが遅すぎたかもしれない)、潰す作業に手間取り、今日は2板分のみできた。透明釉を濃く掛けるタイプなら、わざわざ潰さなくても釉が溶ける時点で勝手に塞がるので構わないが、この釉は見たまま残るので一手間かかる。


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素焼き掃除3日目

ドットシリーズは昨日で終わり、今日は貝の足カップ&ソーサーと箸置き等細かいのをした。台風11号の影響で雨。細工場と風呂場での作業。明日から釉掛けの予定。


朝、PCのキーボードが全く反応しない。どうにもならず、購入店に行きみてもらう。原因不明。修理に出すしかないとのことで、バックアップをとるにしてもパスワードが入力できないのでPCが開けない……外付けのキーボードで試してみると反応。バックアップをとってから再度来店することにし、キーボードを購入して帰宅。修理に出すと2,3週間から1か月かかるとのこと。この件は、今の仕事が一段落してからすることに。考えてみると何週間も使えないのはマズイ…もう一台要るということか。とにかく、あとで。

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素焼き掃除2日目

天気が良くて助かったけど、全部は終わらなかった。明日から崩れるようだけど、夕焼けがキレイだった…それでも晴れはしないのかな。明日は、除湿機をフル稼働で頑張ろう。

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素焼き掃除

吹き付けてある泥の余分を擦り落とす作業。落とし過ぎないようにサンドペーパーで軽く擦り、ハタキ掛けで大体を飛ばしてから水洗い。前回は細工場から風呂場に運んでやったが、今回は窯場で作業(細工場より相当暑い)。外の洗い場が近いし、天日干しするにも運びやすいので変えてみた。動線はこちらの方がスムース。今日は、昨日抜いた草がカラカラに乾く強い日差しで、素焼きに含んだ水の蒸発も早い。半分も終わっていないが明日も晴れるようなので助かる。ドットシリーズの溝に埋めたドットの出っ張りを擦るのが手間取るので明日一日では終わらないかもしれない。


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素焼き窯出し

夜、素焼きの窯出し。50℃で出したのは初めてか…熱いので軍手をして。冷め割れも無くOK。




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素焼き

結びの花留めが完全に乾くまで待って夕方近くから窯詰め。結局、フチ折れ水盤等最後に作ったものは入らず。夜遅くの点火になった。

あまり重ねずに余裕で積んだら、天井ギリギリ。


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フチ折れ水盤等彫り&泥仕上げ

フチ折れ水盤、カップの腰に彫り。茶香炉の窓穴あけ。カップの彫りの上に白泥塗り。水盤の内側にビックリを描き、最後は泥の吹き付け。カップの内側は真っ白にならないように柄杓掛けでなく吹き付けにした。


今日は良く晴れたので、素地が大分乾いた。明日、素焼きができそう。


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フチ折れ鉢の水盤等削り

フチ折れ鉢のミニ水盤等、ロクロものの高台削り。カップに取っ手を付けて腰に彫りを入れるが途中まで。


いつまでも素焼きができない。結びの花留めがあるので速乾モードにはせず、通常の除湿モードで除湿機を稼働。


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高台付け、白泥刷毛塗りとドット埋め

汁椀に高台を付け、ラインの上側に白泥刷毛塗り、ラインの溝に3色のドットを埋めて完成。

毎日湿度が高く、細工するには助かる。しかし、成形済のものが乾かず素焼きができない。あっちもこっちも都合よく…とはいかないね。


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線彫り&色泥刷毛塗り

湿度がかなり高く、昨日成形した汁椀が柔らかく線彫りにかかれたのが16時過ぎ。色泥を刷毛塗りするところまで。高台は作ってあるので明日はすぐに付けられる。昨日ひいたロクロものも全く乾いていず。土練機を回し、粘土で遊んでいたら相当時間が経っていた。


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汁椀の成形ほか

汁椀のリクエスト、カフェオレボウルが丁度いいが色が合わないので少し作った。高台を1mm太くしてみる。

フチ折れ鉢の水盤などロクロひき。

カフェオレボウルが乾いたら素焼きをする予定だが、湿度が高くなかなか乾かない。


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スプーン等に白泥を吹き付け

出かけていたので夕方から。スプーンや角豆皿等イッチン描きした上に白泥を吹き付ける。


明日のタタラを準備しておしまい。


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結びの花留め成形

結びの花留めを3サイズ成形。

成形中に切れたのはなく、粘土はいい感じだったので乾燥でもロスは出ないと思う。


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粘土の準備。スプーンの成形。

本焼き1窯分はできたと思うが、素焼きには少し足りないか…前回入りきらなかったのがあるし、今回はカップが多いから重ねないで積めば1窯になるか…。結婚祝いのワインクーラーの形を考えるも、まとまらず。花留め用のタタラを準備。花留めの成形は雨模様の今の季節がベスト。ねじねじの花活けはもう作らないの?とよく聞かれるが、ねじねじも作るなら今の季節がいいのだけど、粘土の状態が良くないとできないからなぁ。


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カフェオレボウルに白泥刷毛塗り&ドット埋め

昨日の続き。カフェオレボウルの泥仕上げ。ラインの上側に白泥を刷毛塗り。色泥と白泥の境界線、彫った溝の中に3色の泥をポツポツと埋める。手前の2個だけ色泥を吹き付けで。最後の陶印押しが終わった時は、日付が変わっていた。昼間、お茶のみをしたから時間が押した。大した数でもないのに…こんな仕事をしていていいのだろうか。


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カフェオレボウルに高台付け&白泥塗り&ドット埋め

高台付けの終わっていない分を済ませ、ラインの上側に白泥を刷毛塗り。色泥と白泥の境界線、彫った溝の中に3色の泥をポツポツと埋めて成形作業がやっと終わる。小さいサイズは終わったが、大きいサイズは無理なので明日。もう徹夜はしない。

雨模様の天気で素地が乾き過ぎず助かった。


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