2015年10月


コスモス祭り初日

初日は青空で始まり、しだいに花曇りの少し肌寒い陽気に。沢山の方が見えてコスモスを見て摘んで…楽しまれたよう。昨年は陶器市の準備で余裕がなく自宅の物干しから見るだけだったので様子は判らないけれど、コスモスを摘むのに貸したハサミが戻って来ないので、昨年から500円で貸し出し、返却時に預かったお金をお返しするシステムにしたそう。遠くまで摘みに行って返しに戻るのが面倒になるのでしょうね。包んで持ち帰るのに新聞紙とビニール袋、新聞紙を濡らす水がバケツに用意してあり、二年前より改善されている。色々な意見を取り入れて「今度は友達を誘って、また来よう…」と思ってもらえるお祭りになるといい。とんがり屋根の休憩テントの横、コスモス畑の角に写真撮影用の額縁も設置されていた。

オープニングセレモニーでは恒例になったようで「たから幼稚園」の園児たちの合唱と合奏が披露された。かわいい園児を見て顔がほころび、セレモニーも終わり少し静かになった頃、小学校の低学年位の女の子がコスモスを抱えている姿があまりに可愛くてパチリとさせてもらった。

自治会の育成会では「かき氷」や「冷たい飲み物」「焼きそば」など。人気の農産物は朝採りでパリパリ。もちろん「赤大根」は一番人気で健在。手編みの「ルームソックス」や「ウォーマー」「ショール」は丁寧に心をこめて編まれている。70歳位のおじさんがクルミやトウモロコシで作った「幸せを呼ぶ幸福のフクロウ」はみ~んな表情が違って「フクロウ」のコレクターもつい手が出てしまったよう。このおじさんの作った「ストラップ」、これも全部違う。小さい子のお小遣いでも買える嬉しい価格。「温かいうどん」と「おまんじゅう」も恒例に。私は花祭りなので「花器」と「花のカップ」を主体に。「茶香炉」の問い合わせが割とあり少しずつ作っているので、流行が過ぎているけれど並べてみた。関心のある方は既に持っているもの。花祭りに見える方はやはり知らないようで「これは…」という方が多く、知ってもらえるのでいいんじゃないかと。花器を気に入って購入される方がポツポツいて嬉しかったなぁ。

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窯出し

10時から窯出し。

釉薬が薄くていい感じのもの、薄すぎたもの…色々。

分ってはいるが、化粧泥に吸収されてしまって施釉の実感がないもの有り。加減がやはり掴めていない。

ぐいのみの内側、透明釉での柄杓掛けはやはり薄すぎでペケ。スプレーガンで施釉したものはいい感じ。


コスモス祭りに持っていくものを選ぶが、千円・2千円という切りのいい価格となると、いくらお祭り価格でも難しい。陶器市で1300円・1500円で出ていたものが千円なんてことも…陶器市と違い焼き物にあまり関心のない方も多く見えるので、この機会に「使ってみようか」という入口になったらいいなぁと思う。

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酸化焼成

どう積んでも無理な、積み残しが大分あり、1時半点火。

天井までギリギリ満杯に積んであるせいか900度までの昇温がいつになくゆっくり。煙突に鳥の巣でも詰まっているのかと要らぬことを考えるほど。それでも、1000℃位からは極めて順調で7日2時半に消火。9日には窯出しができる。外側の施釉が思いっきり薄いので、どうなるかなぁと期待と不安が半々。 8日夜中に記載。

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釉掛け5日目

ワインクーラー等大きな鉢以外は終わった。釉の薄い部分に吹き足したりしても、明日窯詰めまでできるだろう。

10日からのコスモス祭りに何とか間に合いそうで安堵。無理だ…できているもので対応しよう…と諦めかけたが、9日ギリギリの窯出しで何とかなりそう。陶器市前に2窯の予定を1窯にしたからだが、1窯でも前回のような内容だったら、まだまだ終わらない。もう少し釉掛けに時間のかからないものも考えないと。

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釉掛け

昨夜の続き、カップ類の内側に柄杓掛け。はみ出た釉薬を擦り落とす作業が終わったのが16時過ぎ。スプレーガンで外側に施釉はあまりできていない。明日で終わるだろうか。

湿度の低い晴れの天気が続いて助かっている。見逃した夕焼けの残骸がいい色をしていたし、今夜も星空がキレイだった。

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釉掛け

皿と鉢はほぼ終わり。カップ類の内側に柄杓掛け。全部は終わらなかった。

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釉掛け

スプレーガンによる釉掛け。未だに濃度(吹き付ける量)に迷いがある。濃すぎず薄すぎず…底の部分が最も悩めるところ。

台風21号崩れの低気圧の影響で、大分降るのかと思っていたが、仕事を終えて浴びた釉薬を叩きに外に出たら星が出ていて生暖かい風が吹いていた。

十五夜とスーパームーンの夜は冷たい空気だったが、今夜はあまり気持ちのよくない変に暖かい風が強く吹いている。北海道、東北が要注意のようだが被害が出ないことを願う。


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