各地で甚大な被害。我が家は…

朝5時半頃だろうか、激しい雨の音で起こされた。

廊下のバケツが雨水でいっぱい。まだ眠っていたら危なかった。1階に降りると風呂場前の床がびしゃびしゃ。蛍光灯のカバーにも茶色い水が溜まっている。バケツもボウルももう無い。どうしたもんか…幸いなことに、殆どの床を抜いて少しだけ残した部分。ブルーシートを張って直接コンクリートの床に落とすことにして、釉掛けの時に使っていた最後の1枚のブルーシートを使った。

細工場の天井は大丈夫のよう。ここに雨漏りが来たら泣く。粘土だもの、せっかく作ったものがダメになる。

それから、昼までバケツの水を捨てるため1階と2階の往復が延々と続いた。数えてみるとボウルやバケツが20個。畳が濡れるのでピチャピチャ跳ねる前に溜まった水をバケツにまとめるとあっという間にいっぱいになる。とにかく畳と襖を濡らしたくない。湿気でブヨブヨになってきているが襖の張り替えは1回だけで沢山。仕事が滞りすぎなので、雨が行ってしまった後の片付けを最小限に済ませたい。朝、押入れまで1メートルのところまで雨漏りが進んでいたので心配したが、結局5、60センチのところで止んだのでホッとした。今回の大雨ではブルーシートが大活躍してくれた。