クローバーのご飯茶わんは、一晩考えてもう一度描き直すことに。
昨夜24時近くまでかかって、ピンホールのような穴から呉須が見えているのを釉薬で埋める作業をしてみたが、やっぱりダメだったか…となっては困るので絵付けと釉薬を洗い流してやり直してみることにした。自分で売るものなら次回は頑張ろう!で済むけど、お店が売るものなのでそれでは困る。素地が乾くまで時間がかかるので、スプレーガンでの施釉が一段落してから。
壊れた「低圧電動スプレーガン」の買い換え、悩みに悩んで結局同じものを購入。
健康と環境のことを考えて作られたものだそうで、室内でも粉末が舞い上がらないという上位機種が欲しくてたまらなかったが予算が厳しいので諦めた。三度目があるなら、その時は…と思う。
釉掛けのたびにブルーシートであちこちおおう時間が省けるし、部屋中白く埃が溜まったみたいにならないのもいい。
施釉の終わったクローバーの湯のみとちびマグ、色花のコーヒーカップを窯場に運ぶ。
そのまま細工場に置いておくと、スプレーガンで舞い上がった釉薬がカップの内側に降り積もってマズイ。同じ釉薬ならいいけど、違う釉薬なので変な仕上がりになったことがあるので要注意!
新しいスプレーガンでお皿に施釉。新品は霧の出方が違うので少し戸惑う。
色花のコーヒーカップのソーサーは裏だけ。夜遅くなったので表まではかけられず。
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中村勝幸 (土曜日, 15 9月 2018 00:53)
青磁に取り組んでいるものです。
ワグナーのスプレーガンをご使用とお見受けしましたが比重の高い青磁釉薬にも使えるでしょうか?
コンプレッサーとスプレーガンを買おうかとも思いましたが、どの程度のスペックのものを買えばいいのかわからくて。
ご教示お願いいたします。
岩渕 泰子 (日曜日, 16 9月 2018 00:14)
ワグナーのスプレーガン、この時点ではW660を使用していました。
今はW550です。ガンんとモーター部分が一体でコンパクトになっています。
私は殆ど透明釉なので青磁釉より比重はかなり低いと思いますので、参考になりますか……。
W660に付属の粘度計で使用可能目安を案内していましたが、元来釉薬の使用は想定外のようです。私は気にせず「やってみなければ判らないじゃない」のマイペースでやってみたらOKだったという結果なので、私の感想をお伝えします。
①コンプレッサーのような騒音はなく,掃除機程度の音なので近隣への配慮は軽減されると思います。
②製品がプラスチック製なので摩耗が著しく、コンプレッサー+ガンのような耐久性はないとの認識が必要です。
③釉薬の目詰まりがあるので分解掃除とフィルター掃除が頻回になるので、面倒臭がりな人・効率優先な人には不向きだと思います。
④私が使っている理由はW660で慣れていること。プラスチック製なので軽いこと。音が静かなこと。釉薬の飛散が少ないこと。消耗品として使っています。
この仕事をしている人が数百人いる益子でも、使っている人はいないのではないかと思います。コンプレッサー+ガンが主流というか、当然の選択かもしれません。
比重の重い青磁釉に使えるかどうかのとお問い合わせですが、多分使えると思います。お近くであれば私には不要の粘度計を差し上げますので、ご連絡ください。仕事中は留守電になっていますし、サイドワークの時も留守電ですからメッセージを残してくだされば折り返しご連絡いたします。0285-72-7819 公開している番号です。
西浦 努 (火曜日, 30 6月 2020 23:03)
こんにちは。
ワグナーのスプレーガンについて質問させていただきたくて、コメントさせていただきました。
現在、ズブ掛けの釉掛けが上手くいかず、スプレーガンでの釉掛けに挑戦しようとしております。
いろいろ調べていると、このブログにたどり着きました。
釉薬の飛散が少ないのがとてもいいなと思い、このブログを書いてくれて感謝です。
僕もワグナーのスプレーガンを買おうと思っているのですが、w660と、w550は何がどう違うのでしょうか?
実際、釉がけの実践で使われてる方の意見を教えていただきたいです。
どちらがおすすめでしょうか?
また、ブログに書かれていた、『室内でも粉末が舞い上がらないとゆう上位機種』とは、ワグナーの何とゆう名前(品番)になりますでしょうか?
教えていただけますと幸いです。
いろいろ聞いてすいません。
もし、ご存知でしたら、教えて下さいませ。
よろしくお願い致します。
西浦
岩渕 泰子 (水曜日, 01 7月 2020 01:31)
ワグナーのスプレーガンについて
W660は動力がガンとは別にあるので掃除機のホースのような蛇腹ホースでつながれています。
W550は動力とガンが一体になったことが画期的。但し、その分ガンは重くなりました。
騒音と飛散量は軽減されたと感じます。価格もグンとお安くなるので比較の余地はないと思います。
W660はもう販売されていないかもしれません。
2018年当時、欲しかった上位機種はフレキシオ570ではないかと。
現在もW550を使用しています。2台目が怪しくなってきたので、4月に3台目を購入したばかりです。
釉薬の原料は鉱物なのでプラスチック製のノズルが摩耗しやすく、本当に消耗品です。
フレキシオに変えないのは費用対効果を考えて……かもしれません。存在を忘れていました。
検索すると出てくるので、自分に何が合うのか写真と説明書をよく検討してみてください。
すぶ掛けより時間は数倍かかるし、コツを掴むまでの時間も相当かかります。が、男性向けの作業のような気もするので、案外すんなり行くかもしれません。うまくいきますように。
西浦 努 (水曜日, 01 7月 2020 07:32)
岩渕様
丁寧なご回答、ありがとうございます。
上位機種は、フレキシオ570ですね。
検索して見てみます。
ありがとうございます。
w550がいいみたいですね。
とりあえずこれ買ってみようかなと思いました。
買って、コツつかむまで頑張ってみたいと思います。
貴重な情報、ありがとうございます!
すごく助かりました。
(感謝)
岩渕 泰子 (木曜日, 02 7月 2020 01:16)
西浦 勉さんへ
W550を使ってみるとのことですので、購入前に1点だけ確認をお願いします。
分解水洗い掃除とフィルター掃除をマメにしないと、釉薬の出方が均一にならないだけでなく、ノズルの摩耗も早くなるようです。掃除は簡単ですから、タンクに釉薬を補充する2~3回に1回はした方が良いと思います。
大物と小物では所要時間が全然違うので、参考になりますか……上記はカップやお皿など小物の場合です。
タンクが空になる時間が早ければ、掃除の回数も少なくて済むと思われます。
※フィルター掃除の時にブロアを使ってモーター部分に付いた釉薬を吹き飛ばすようにしたら、寿命が延びたような気がします。ブロアは素焼きの掃除や洗車後の水切りに使えるので便利です。
少しでも参考になれば。
岩渕 泰子 (木曜日, 02 7月 2020 01:20)
西浦 努さん、名前を間違えてしまい申し訳ないです。ごめんなさい。