注文のマグカップと同じサイズのマグ。違う柄で取っ手を少し変えて作る。仕上がりを見て、粘土が用意できたら注文分を作り始める。土練機の粘土はまだ赤土混じり分をやっているので、もう少し先。日一回しかできないのは困るが仕方ない。真空が甘いと普通の土練機にも劣る。部分的にポツリポツリと空気が入る。空気が抜けている音がする。クッションのゴムを交換しても良かったのは直後だけ。単純な機械で蓋の部分だから改良できそうなもの。粘土再生機、重宝な機械だけれど特許を取るくらい新しいものは実績がないのが弱いところのよう。私のような新しい窯は歴史のある窯のような実績がないのと同じ。ファイト!
※営業妨害になるといけないので12月12日追記。
この再生機のメーカーは土練機では著名な実績のある会社。私が購入したのは10年前。購入直後、問い合わせの電話を入れた時に対応したベテラン風の人は「あんなもの…」という感じだった。。何代目かの若い人が開発したものらしい。新しいものは一度は拒否されることも…現在は改良を重ねてもっとよくなっているはず。昨年だったか、空気が抜けていると問い合わせの電話を入れた時、蓋の部分のゴムの材質を変更したので変えてみて…と即日送ってくれた。粘土の種類が数えきれないほどあるように、ゴムだって色々あるだろう。試行錯誤でやっているに違いない。問い合わせの電話を入れた時「理論的には間違いないのだけれど…」というフレーズがあった。特許は書面審査だから。実質は「やってみなければ判らない」ということ。薬だって治験を繰り返す。不都合な情報を沢山集めて、よりよい製品に仕上げて行って欲しいと思う。若社長(?候補)のチャレンジ精神にエールを送るとともに、私もファイト! という意味を込めて書いた。
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